本試験受験者の皆様お疲れ様でした。
本年の本試験の分析を致します。
まず択一問題の形式面から。
午前択一35問
知識型35問 推論型0問
組み合わせ型問題 30問
単純正誤問題 3問
穴埋め型問題 1問
個数問題 1問
午後択一35問
知識型35問 推論型0問
組み合わせ型問題 34問
単純正誤問題 1問
穴埋め型問題 0問
個数問題 0問
午前各科目についての印象
憲法 難 1問目で空欄補充型問題。統治についての条文知識が試されました。
2問目の財政について少々細かく正答率は低いです。 3問目の個数問題はきついでしょう。
民法 易 昨年と比較すると素直な基本問題が多く、解きやすいです。
刑法 易 例年通り、基本的な知識を問う問題。3問目は、横領と背任の区別が問われました。
今後も各論は、財産犯を中心に学習する必要があるでしょう。
商法 並 昨年は相当難しかったですが、今年は一転基本的な問題が多かったですね。改正点の出題がありませんでした。
記述式で使う知識が問われました。31問目の補欠監査役の問題は、落ち着いて考えれば容易です。
司法書士行政書士福満賢一