事務所通信
2018年05月
今回は、未成年者と親権者の利益が相反する場合について考えます。 1 相続人の中に未成年者がいる場合の遺産分割手続きについて 例 夫が死亡し、相続人が妻と二人の未成年者の子供である場合の遺産分割 手続きについて この例の場合、妻は、二人の未成年者の代理人として、遺産分割協議をすること ができません。 妻は、子供の親権者で・・・続きを読む
共同相続人中に、被相続人のために、特別の貢献があった者がいるとします。 この場合、相続人間で、相続財産を単純に法定相続分どおりに分けると、不公平が生じます。 これを是正するのが、寄与分の制度です。寄与分の制度とは、相続人の中に被相続人の財産の維持、 増加に特別の貢献があった者がいる場合、その者に法定相続分以上の遺産を取・・・続きを読む